カテゴリー別アーカイブ: 布団のお手入れ

ふとんのお手入れフェア

今日もあいにくの雨、気温もグッと下がって、

暑い日と涼しい日が交互に来て、なかなか気温も安定しません。

風邪などをひきやすい季節です。

しかし、もうそろそろ冬ふとんを片付けて、

合い掛けふとんや肌ふとんに変える季節でもあります。

すずきやでは、この時期恒例のおふとんお手入れフェアを開始し、

常お得意様には、ハガキでお値打ち価格をご案内します。

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おふとんのお手入れには、大きく3つあります。

そのいずれもお値打ち価格にしています。

①昔ながらの『綿打ち直し』は、この時期の定番です。

掛ふとん、敷きふとん、ともに側生地を新しくして、

中わたを打ち直して、通常約12,000円かかるところを

税込8,800円からできますので、大変お値打ちです。

当たり前のようですが、打ち直しとは、綿を復元させるだけで、

復元させる前に、洗ったりはしないので、

復元はしますが、実はあまりキレイにはなっていないのです。

そこで今年は、より衛生的に、打ち直しの前に綿ふとんを丸洗いして、それから打ち直しするのをオススメします。

そのため、綿ふとんの丸洗いを通常3,675円のところを

税込2,980円と割安にして、オススメしたいと思います。

②古くなった『羽毛ふとんのリフォーム』は、いわゆる綿打ち直しの羽毛布団版です。

中の羽毛を取り出し、洗浄し、いい所だけを残して、

さらに新品羽毛を足して、側生地を変えて、元通り復活させるものです。

中の羽毛を直接洗浄し、乾燥、除塵しますので、

思いの他、よく復元して、ふっくら戻ってきます。

側生地によってお値段が異なりますが、

シングルサイズ税込20,790円より承っております。

③『羽毛ふとんの丸洗い』は通常4,725円かかるところを

税込3,980円で、この時期だけの特別価格にしています。

羽毛ふとんはあまり干さなくて良い、というものだけに、

意外にもふとんの中はかなり汚れているものです。

そこで羽毛ふとんを丸洗いして(当店は完全手洗いです)、

汗や汚れ、臭いを落としておくと、よりふっくらして、気持ちよくなります。

このようなお手入れをこれからの時期は、お客様にどんどんPRして参ります。

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布団丸洗い工場見学Ⅳ

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このようなムートン関係もきれいに水洗いしてくれます。

ムートンは非常に洗うのが難しい素材です。

町のクリーニング屋さんに出すと、おそらく外注に出されるでしょうが、

それでも毛がクリクリに丸かってしまったり、

洗いが下手で、毛がボサッっと抜けてしまったりする事があります。

乾燥や洗い方が大事なんです。

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じゅうたんもこのように2人がかりで、丸める作業が必要だそうです。

意外にアクリルじゅうたんは、お値段も安くて、

正方形(2帖)で2100円、長方形で(3帖)で3150円ですから、

毎シーズンオフに丸洗いするのをお勧めします。

これも町のクリーニング屋さんより、最寄のふとん専門店に出すのがいいですね。

服は町のクリーニング屋さんが上手ですが、

お布団はもちろん、毛布やコタツ、じゅうたんなどもふとん専門店が一番です。

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最後に仕上げ工程です。

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最後にもう一度熱風乾燥して、

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丁寧に包装してできあがりです。

これを1週間で仕上げてくれますから、早くて丁寧ということです。

押入れの中のお布団の丸洗いを、使わないこの時期に一度考えてみて下さい。

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布団丸洗い工場見学Ⅲ

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実際に工場長にお話を伺っています。

私もそろそろホームページの方にも顔出しせにゃいかんなあ。

別に隠している訳では全くありませんで、

岐阜地域の情報誌『月刊ぷらざ9月号』にもオーダー枕の広告で顔出ししています。

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70℃くらいでまず一次熱風乾燥だそうです。

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続いて、布団をつるして、さらに大型乾燥機の中へ。

ここではシルクなどのデリケートな素材は、無理せず自然乾燥優先でいくそうです。

洗い手の技術もあり、洗い方のノウハウも豊富なので、

シルクなどのデリケートな素材もきちんと洗えるそうです。

この点もココの、当店提携社のウリですね。

これまた安心して丸洗いに出せます。

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布団丸洗い工場見学Ⅱ

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引き続き、さらに洗浄・脱水工程です。

手洗いの下処理、浄水の後、さらに遠心分離機で脱水工程をします。

ここで布団の中までしっかり洗える事が実際に証明されます。

布団をいきなり丸ごとドラム洗濯機に入れる、よくある方法とはここが違うとの事でした。

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実際に排水として出てきた『汚れた水』です。

ただ1枚の綿わた敷き布団から出てきた排水ですが、

こんな色をしてました。まだマシな方との事でした。

真っ黒な排水が出てくる事もあるらしいです。

ここで大事なのは、汚れの中に、ダニのフンが溶けて排水されるので、

さらに衛生的で、アトピーの方には布団の中にダニのフンがほとんど無くなるのが、

とても良いとおっしゃっていました。

ダニそのものはなかなか死滅しないそうですが、

ダニのフンがそもそもアレルギーには良くないので、

水溶性のダニのフンが、溶けて無くなるのに意味があるそうです。

ドライクリーニングではこれができないので、やっぱり水洗いがいいそうです。

ここまでの手間のかけようには、実際目で見て驚きました。

これなら安心。少々価格が安いところの丸洗いは、その辺りは大丈夫か?との感じもしてきます。

この後、さらに乾燥、仕上げと続いていきます。

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布団丸洗い工場見学

本日、三重県鈴鹿市にある布団の丸洗い工場を見学に行ってきました。

この度は、布団の丸洗い工場も岐阜近郊都市には数々ありますが、

完全手洗いで丁寧に水丸洗いする現場や、

他社ではなかなか洗えない真綿布団や温熱&電位の電気を使う敷き布団を

しっかり洗えるという実体を伺いに訪れました。

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いきなり驚くべき光景が目に入りました。

前処理工程の中で、しかもこの工程が完全手洗いの真髄、

写っていらっしゃる方が工場長で、繊維を知り尽くした超ベテランさんとの事です。

驚きの光景とは、下処理しているのは、思いっ切り水をかけていますが、

正絹(シルク100%)の座布団だったんです。

普通正絹の座布団なんて、多少汚れていても、洗えなくてそのまま使っていただくよう、

今まではお伝えしていたと思いますが、ガンガン洗ってみえました。

シミが付いてしまいそうで、見ているこちらがドキドキするくらいでした。

だって正絹座布団なんて、10枚で10万円以上する高額品なんです。

それが水シミでもついたらと思うと、心配になりましたが、

全然お構いなし、きれいになってシミも落としますよ、と工場長。

丸洗いのプロ中のプロだそうです。相当の自信でした。

その裏づけには、昔は布団の製造にも関わっていらっしゃって、

繊維の性質、状態、特徴を熟知していて、

そして丸洗いの技術が卓越しているからだそうです。

それがまず驚きの始めでした。

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