月別アーカイブ: 3月 2013

高反発のウレタン系のベッドマットレスがカビてしまったお話と両端が膨らみ切らないお話を以前にブログに書きました。両端の膨らみは、代理店に享受してもらった「側を引っ張り上げる方法」でおよそ膨らみましたが、問題のカビの処理（マットレスの丸洗い）が出来上がってきました。

これが処理前のカビがついたマットレスです。

実は２台あって、１台はこれです。完全にカビは取り切れていませんが、かなり薄くなっていました。当然、中芯のカビは完全に死滅しているので何より衛生的になりました。お客様もこれなら充分だと言っていただきました。

実はもう１台はこちらですが、こちらは完全にカビが取れていました。専門家いわく、カビの面積と経過日数によって難しい場合もありますが、大抵のカビはよく落とせるそうです。そして心配された「側生地の縮み」や「ウレタンの変形」は全く見られませんでした。素材の特性をよく知る知識と洗いの卓越した技術と乾燥させる設備、そしてすべての経験がないと、どんな素材も丸洗いはできないそうです。特殊な商品ならなおさらのことのようです。

写真では分かりにくいですが、両端が膨らみ切っていない状態でしたが・・・

完璧な乾燥のおかげで、ついでに両端も完全に膨らんできてくれました。これにもお客様は満足されました。

本当に今回はマニフレックス・マスター販売員として、経験不足だった点があり、とてもいい勉強をさせていただきました。

３月も下旬になってきましたが、ご進学・ご就職・ご結婚・ご新築・転勤の方などなど、新たな旅立ちに寝具を揃えていただきたいと、「旅立ち寝具フェア」を開催しております。今日もご進学で北海道へ行かれる息子さんにと、マニフレックスと羽毛布団のセットをお買い上げいただきました。獣医を目指し、将来は旭山動物園に就職したいと夢を持っているそうです。難しい学部ですから、よく寝ることが大事とのことで、ご両親も奮発してくださいました。頑張っていただきたいです。

チラシに載せていた三ッ折敷ふとんのメッシュウィングは好評につき、店内在庫が全て完売してしまい、現在入荷待ち状態となっておりますので、１ランク上の新製品「ジュリアンスーパーウィング」にアップしていただきました。メッシュウィングのしっかりとした硬めの寝心地に加え、エリオセルソフトが３cmの二層構造になったため、ソフトな寝心地も得られます。ジャガード編みの側地もいい感触です。

ソフトサイドとハードサイドの両面お使いいただけます。またご自宅では掛布団は、綿布団しか使わせていなかったそうですが、お得なセットになっておりますので、初めて羽毛布団を使わせてあげられます。一緒にあったか掛カバーも付けていただきました。

何年後かに夢を叶えられることをお祈り致しております。

今日、お客様のところでこんな話を聞きました。「電話がかかってきて、頼んでもいない健康食品を、あなたのために作りましたので、代金引換で送るので運送屋さんに支払ってください」と電話があったそうです。こんなベタな勧誘の電話に引っかからないわなあ、と思いますが、この手口が今頻繁に起こっているそうです。別に支払わなければ済みますが、運送屋の立場上もらわないと・・・なんてことで支払ったりする人がいそうですが。それが嫌なら現金書留の封筒を入れるまで言うそうです。この手口は今月の「広報ぎふ」の３ページ目にもちゃんと載っていました。

こんな電話は誰にでも同じことを言って、引っ掛かったら儲けものでやっているのでしょうから、電話帳で無作為に掛けているもんだと思いきや、今の時代だからどこかで個人情報が漏れている線が強いですが、それ以外にこのお客様に思い当たるフシがあったので、それにはなるほど・・・と思ってしまいました。

それは、半年くらい前に、これは電話帳無作為だと思いますが、いわゆる健康にいいお水をサンプルで２リットル無料で２本差し上げるので、という電話で住所・名前・電話番号を伝えてしまったそうです。当然この時に個人情報をゲットされたのではないかと思います。もちろんタダに欲が目がくらんで、もらったこの方自身の責任にほかなりません。このお水はタダでもらうだけもらって、この後注文はしなかったそうですが、（そんなのよく口にいれるなと思いましたが）この手の業者は一旦手にした個人情報を後々巧みに利用して、裏で悪徳商法をする、「二段戦法」でやっているなら、なかなか巧みな手法だと思いました。しかも忘れた頃の半年後なら。

電話番号を言ったらしいので調べてみると広島県福山市の市外局番でした。お水の電話は九州らしいですが、繋がりはあるのかどうかは定かではありませんが、とにかく知らない業者やお店からモノは買わないことです。布団に浄水器、床下換気に雨といの修理、瓦の吹き替えにシロアリ退治と、悪徳商法は尽きませんので、私たちのようなちゃんとしたお店が一人暮らしのお年寄りのお宅に配達した時などにいろいろお話して、未然に防げるものは防ぎたいものです。

最近でも近くでいまだにはびこっている「催眠商法」の会場（訳のわからない名前の業者から、あの優良企業を装っているエク○○ヒュー○○まで）がオープンしていますが、１日３回の講義終了後にはお年寄りが一斉にタダでもらった粗品を手に、嬉しそうに帰っていく姿をみかけます。その跡には５台くらいまだ自転車が残っていますので、この人たちが奥で暴利の羽毛布団や健康食品の説明を聞いているのかと思うと、なんかせつなくなります。今は決して強引な売り方はしなくて、会場を盛り上げて気分良くその人に買わせて、あくまでもその人の自己責任という名目でやっているので、騙されたという意識は全くないそうです。そのモノの市場相場や価値以上の値段で、それも３倍や５倍の値段で買わせているので悪どいんです。タダより高いものは無いので、ご注意を！そして布団こそ中身が見えないので、どうせ買うなら、ちゃんと信用のあるお店でしっかり話を聞いて買ってください。インターネット販売も場合によっては怪しい場合もあります。

昨年９月頃、ローズテクニーをお買い上げいただいたお客様からお電話がありました。「温かい温熱が入らないんだけど、半年くらいしか経っていないのにもう故障したの？？？」というお問い合わせでした。

たまに何かの負荷がかかった時、安全回路が働いて強制的に動かなくなってしまうようにはできていますが、過去にもほとんどこのようなケースはありません。でも温かくならないのなら、故障か？？？と、少し不安を抱えながらも、すぐお客様のところへ飛んで行きました。

コンセントは差してあるかもチェックし、電源をONに。そしたら温熱や交互ではなく、電位に入っていました。「ひょっとしたら、電位に入っていて、温まらないと思っていらっしゃったのか？」確認のために、温熱に入れて10分ほど待ってみると、ちゃんと温かくなっていました。良かった、故障ではなくお客様の単なる勘違いでした。

無料保証期間内ですから無料で直すことはできるので、万が一故障していても、しばらく預かればいいので直ってきますが、このお客様は持病でリュウマチがあり、一日でも温熱が入らないと冷えて辛いとのことでしたから、前の晩はお客様にとっては一大事だったようです。このような勘違いは、結構珍しくもなく、ご年配の方には過去にもよくありました。

・今回のように、温熱のつもりが電位にスイッチが入っていた

・裏返しで使っていた

・頭と足を逆に使っていた

・コンセントを差し忘れていた、などなど

焦ってしまっているとわからなくなったりするもんです。確かに本当に故障して作動しないことも過去にありましたので、私も少し焦りましたが今回は事なき終えて良かったです。故障なくお使いいただける方がいいですものね。

昨日、一昨日を使って店内の模様替えを敢行しました。今はベッドマットレスやベッドフレーム、敷ふとん関係などへのお問い合わせがとても多くなりました。私がその方面に力を入れているのもありますが、その代わりに以前はよく売れていた毛布やカバーや座布団などは郊外店の影響もあり、以前のようには買っていただけなくなってしまいました。メーカーさんのアドバイスもあって、店頭に飾っていた商品を奥へ、ベッド関係を特にマニフレックスを店頭全面に持ってきました。

香川真司選手のタペストリーも入ってきたので、よーく見えるように前面へ。奥にはメジャーリーガー青木宣親選手。外から見ても随分イメージが変わったので、店の前をよく通る方もあまりの変わり様に二度見していきますね。中にいると分からないですが、新鮮な感じがします。

写真は夏頃になりますが、以前の入口はこんな感じでした。この辺りの売り場が店の奥の方に行きました。

ベッドを４台並べましたが、マニフレックス以外にもオーダメイドマットレスもあります。

早速先日には、いつもお世話になっているガソリンスタンドの従業員さんがマニフレックス・モデル２４６とスーパーレイEXのダブルサイズをお買い上げいただいたり、今写っている西川リビング製のベッドフレームをご注文いただいたりと、模様替えをして色々動きがあります。

飽きのこないシンプルなデザインのヘッドボード、ブナ天然木無垢材を使用し、本当にしっかりした安心の日本製です。すのこは通気性には欠かせません。

何より優れているのは、ネジと工具を一切使用しないカンタッチャブル方式。移動や引越がある方はとても楽ラクです。転勤族の方にも人気で、引越し屋さんが解体・組立をしてくれるものの、かなりの時間短縮になります。しかも私１人でもベッドの納品ができるのもうれしい限りです。

模様替えしたすずきやに一度お越し下さい。

先日マニフレックス・モデル２４６の両端が膨らみきらないまま、型がついてしまった修正法をメーカーに直接教えてもらいました。写真では分かりにくいですが、確かに中のエリオセルが側地の角まで行っていなくて、側地に詰まってしまって膨らみきれない状態になっていました。この側地がズレてしまっているのが原因だと思われますので、側地を中央から引っ張って引っ張って、端まで持ってきて角まで入るように修正しました。少し力がいる作業でしたが、割りと簡単にできました。あとは膨らむのを待つだけです。

それでも少し膨らみの悪い時は、スチームアイロンでその部分だけ強制的に蒸気を当てて、型を戻すこともあるようです。これも実際にメッシュウィングを側地から出して、シワが寄っているエリオセルの部分で見せてもらいましたが、確かに一瞬で型がピッと戻りました。モデル２４６の場合、中身を取り出せませんので、側地の上からタオルを当てて蒸気を当てると多少角が元に戻りました。側地の上からですから、直にやるよりは少し戻りにくいと思われます。これも言葉ではわかりにくく、実際にやってみないと分かりませんので、最寄りのマニフレックス取扱店に聞いてみるのがいいでしょう。

ひとまず型はある程度戻りましたので、あとはカビが取り除ければ、このお客様の不満も随分解消されるかと思いますので、この後に丸洗いをしたいと思います。また、今までお買い上げいただいた多くのお客様にも、今回のことが今無いかを少しずつお尋ねしていこうと思っています。

今日以前マニフレックス・モデル２４６をお買い上げいただいた方から２点お問い合わせをいただきました。１つは「底面にカビが発生した」のでどうしたら良いか？ということと、購入されて５ヶ月ほど経過していますが、真空ロールアップを開封後、両端が完全に膨らみきっていない、というお問い合わせでした。

都合により写真はお見せできませんが、１つ目のカビは、お届けの際、注意していただくようお伝えしましたが、新築のせいか気密性の高い住居では、思いのほか部屋の中は湿気が高く、早々にカビが発生してしまいます。これは私自身も新築で同じ状況を体験していますので、よく分かります。お部屋を見せていただきましたが、決して風通しが良いとまでいかない感じもあって、５ヶ月間のうち２度ほどはマットレスを上げていただいたようですが、追いつかなかったようです。

インターネットで調べると、ぬるま湯でふいて、塩素系の洗剤で落とす、ごく簡単な方法も載っていますが、丸洗いの専門家に確認したところ、表面がカビでいるということは中のウレタンもカビているので、中のカビを洗い流さないと意味がないそうです。確かにそうですが、洗い流すなど家ではできません。通常ウレタンは洗えないとされていますが、この専門家は洗えると言い切りますので、その後の低温から熱風乾燥への手順なども含め、一度やってもらおうと思っています。その際には、丸洗いの結果をアップしたいと思っています。

２つ目の５ヶ月経ってもなお両端が膨らみきっていないのは、メーカーに確認したところ、真空ロールアップ開封後に側地がずれた状態で、エリオセルが膨らみきらないまま型がついてしまったようです。内部に湿気が残っていることもあり余計にそれ以上膨らまなかったこともあるようです。これにはごく簡単に修正方法があるようですので、メーカーに教えを受けたいと思います。

いずれもよくあることだそうですが、当店ではまだ例がないので、私も勉強しながら、誠意を持って対応したいと思います。