年別アーカイブ: 2015

先日、ネットモール『ぎふ楽市楽座』の当店の『本麻お寺様座布団』を見て、配送させていただいた方から、わざわざお礼のお電話をいただきました。

この商品です。今目の前で見ていれば、ポチッと購入ボタンを押してもらえそうなものですが、いろいろ聞きたくて電話されることはよくありますよね。むしろそのくらい慎重でもいいと思います。
今回のこの近江ちぢみの本麻お寺座布団の生地は、ほぼ絶滅寸前ですので、希少価値がありました。その言葉を信じてくださって、そして商品の質の良さを実感してくださって、お礼のお電話をいただきました。「お電話の通り、本当にいい商品でした」と・・・

とても嬉しかったです。座布団は多く座ってもらえるだけその座布団の価値があります。普通は片付けておくのが多いものなので、結構迷惑がられる話を聞きますが、すり減るくらいお使いいただきたいものです。御仏前というのは普段座布団やお客様座布団よりも、お家の方にたくさん座ってもらえる機会があります。

中わたは、ぺしゃんこになったら打直しができますので、再利用できます。その頃にはこれ相当の側生地はもうこの世に無いと思いますが、何か代替品があればそれをご利用ください。でも座布団はいいものほど長持ちします。

今日は久しぶりに春の日差しが戻ったせいか、オーダーメイド枕を作りに２名様、調整に３名様にお越しいただきました。このところ天気が雨模様だったせいか、なかなか店頭にお客様がみえませんでしたが、やはり暖かくなるとお出かけになるのでしょうか。

オーダーメイド枕は遠く揖斐郡大野町からインターネットで調べて、お母さんと娘さんの親子で来ていただきました。お母さんに肩こりの悩みがあってオーダーで作ろうと思われたようですが、今使っているのは低反発枕。ネットでパッと買ってしまって高さが高くて合わなかったようです。その前に使っていたのがエアウィーブ枕だったそうで、それが５年ほどでへたってきたので買い替えたのが、その合わなかった低反発枕だったそうです。なんかエアウィーブ枕が５年でへたってしまうのはもったいない気もしますが、今度は失敗しないようにオーダーメイド枕を選んでいただきました。少し微調整させていただいて、お母さんに合わせました。
娘さんはというと、１６歳だけあって、少しおとなしい子でした。というよりちょっと色々な説明をし過ぎてしまったのかもしれません。あまり会話はできませんでしたが、枕はキッチリ合わせてお作りしました。

調整のお客様は、やはりこの部分、仰向けの高さが低くなった感じがする、という方が２名様でした。しかも共に５年ほど経過した方でした。これまでよく合っていたとの事でしたので、少し中身のパイプがつぶれたり、ベース層が少しへたってきて低く感じることもありますが、今日の方々はベースがへたった感じもなかったので、１cm分中身を詰めて、ちょっとしっかり感を出しておきました。おそらくベース層を上下ひっくり返していただくだけでも、首元はしっかりしますので、そのアドバイスもさせていただきました。

もう１名様は、少し高い感じがしてきたので１cmほど下げました。この方はベッドマットレスが１０年ほど経過して、やや背中の痛みを感じてきたようです。ベッドマットレスがへたりだすと、身体が沈み込み、枕がやや高く感じることもあります。そのあたりが影響してくるとベッドマットレスも要注意ですので、ノンスプリング高反発系のベッドマットレスを体感していただきました。
今のとは格段に寝心地の違いを感じていただいたので、買い替えを考えてみるとのことでした。

調整も５年ほど経過しますと、何か買ったばかりと違う感覚になることはよくあります。１０年保証、高さ調整無料のオーダーメイド枕なら、買った後も安心、調整もできます。また買った当時とは違う眠りの悩みも出てきましたら、どうぞご相談にお越しくださいませ。

このところ品切れ状態が続いておりましたマニフレックス・イタリアンフトン（シングル・ブルー）とDDウィング（シングル）が入荷してきました。

イタリアンフトンは、日本の綿布団をイメージして、マニフレックスのエリオセルを使用して作られた日本限定の敷ふとんタイプです。

両手で抱えて持つ時、曲がって持てるのがいいですね。綿布団のようにぺしゃんこになりにくく、押し入れにも入れやすので、綿布団より軽いので綿布団からの買い替えによく購入されます。

このところ品切れ状態が続いていましたので、店頭でも困っていましたが、何とかシングルサイズ２台（ブルー）を入荷してきました。

　こちらで購入できます。

こちらDDウィングは、厚さ１３cmの三ッ折タイプですが、エリオセル１０cmにエリオセルマインドフォームが２cm（側生地がふくれタイプで１cm）で出来ています。マインドフォームの２cm分が、フィット感を良くしてくれていて、寝心地はメッシュウィングよりラグジュアリーな感じになります。

このDDウィングこそ、シングルサイズはなかなか入荷して来ないので、希少価値ありです。お値段も５９,７００円と三ッ折タイプの中では最高値ですが、１０年保証も付いてこの寝心地なら、コストパフォーマンスはいいと思います。在庫はシングルサイズ２台のみです。

こちらで購入できます。

ともに店頭で併売しておりますので、店頭で売れてしまった場合は品切れとなります。ご了承ください。次回の入荷までお待ちください。
またシングルサイズは品切れになることが多いですが、セミダブル・ダブルサイズは在庫があります。セミダブル・ダブルにつきましては、出荷までに２～３日要します。

まだ寒さの残る４月ですが、夏に使用する本麻お寺様座布団のお問い合わせをネットショップ『ぎふ楽市楽座』を見て、三重県四日市市の方からいただきました。

側生地に使用している『近江ちぢみ』を製造している業者さんが、昨年とうとう廃業されて、座布団の側生地はもう今年は入荷してきません。すずきやも昨年買えるだけは買っておきましたが、今年で終わってしまうと思います。一部では本麻掛布団の側生地は製造されているようですが、どっちにしても『近江のちぢみ』は絶滅寸前です。

『近江ちぢみ』は、ちぢみ（しぼ）が格別に違います。シャリ感があって、しなやかです。夏には涼しげで、気持ちいいです。これにお座りになられるお寺様やお参りされる方はさぞ気持ちいいいことでしょう。

それをすずきやのネットショップ『ぎふ楽市楽座』で知っていただいて、まだこんな時期なのにお問い合わせをいただいたのだと思います。せっかく買うなら良い品物を探していらっしゃったようで、そんな方にはまさにうってつけでしたので、自信を持ってオススメし、即購入していただき、配送させていただきました。

写真の『華地紋』という柄は、本麻１００％で、独特のベージュ地も粋で、あと在庫は２枚となっております。
お値段は￥１８,３６０（税込）です。

他にこちらの『大輪』という柄は、片麻（麻１５％・綿５０％・レーヨン３５％）ですが、こちらも菊の紋に豪華さがあり、シャリ感も本麻に劣らないくらい充分にあります。『大輪』は非常に染めがいいので、『華地紋』より値段が高いのですが、片麻ですので、お値段はお求めやすくなっております。￥１７,２８０（税込）で、在庫はあとブルー地が２枚、ベージュ地が２枚ずつです。

岐阜新聞にパシーマのあんしんマスクが便利用品として載っていました。先日、お客様がこの記事を見て、パシーマホームページに取扱店として載っているすずきやに来られました。

この記事の筆者は、パシーマの愛用者の浜田きよ子さんという方。ちょくちょくパシーマの記事を書いてくれます。その度にたまにお店へ来て注文される方がみえます。シーツやケットは在庫として置いていますが、さすがにマスクは初めてのお問い合わせで取寄せとなりました。以前にはパシーマで作ったヘルメットの中の汗取りガーゼ帽子やパシーマで作ったスリッパなどの注文を受けたこともありました。

お客様はホームページで調べて、わざわざ自転車ですずきやに来ていただいた訳ですが、ご年配の方でしたが、「そのままインターネットでも買うことができたでしょうに、わざわざお越しいただいたんですか？」と尋ねると、「５４０円のものに送料が８００円もかかってはもったいない。ここへ来れば送料はかからないでしょ？」との回答でした。

確かにそうですね、５４０円に８００円の送料はどうみても高すぎます。ものによってはネット販売もいい訳ではないですね。
本来ならすずきやの店頭でも、ものの単価や数量によっては送料がかかることがありますが、たまたまパシーマを取り扱っている問屋さんは、他の商品と一緒に入荷できましたので、送料はかかりませんでした。お客様にとってはラッキーでした。

さて、商品のマスクはというと、使い捨ての紙マスクではなく、洗って何度も使えるところと鼻の部分にワイヤーが入っていて隙間ができてメガネが曇らないところがウリのようです。素材として使われているパシーマのガーゼの品質はとてもいいので、品質は間違いないです。
メガネが曇らないのはどの程度か分かりませんが、曇らなければなおいいですね。洗って使うよりも、１回１回使い捨てた方がいいという方も多かもしれませんが、捨てるのがもったいないシニア層にとっては洗って何度も使えるのがメリットなのかもしれません。

私もちょうどいい機会なので、一つ購入してみます。

筆者の浜田きよ子さんの新しい本の宣伝がパシーマホームページに載っていました。こちら。

毎年の引越シーズンになると、ふとんを入れる『ふとん袋』の注文が多くあります。

すずきやの店頭ではそれほど売れている訳ではないんです。むしろ今まではそんなに必要性があるのか？と軽視していました。
店頭よりもネットショップ『ぎふ楽市楽座』の方に日本全国から注文があるのです。探している方はいるんですね。

意外に需要はあるのかも？と思っていましたが、ホームセンターなどで超安価で売っている『不織布』タイプには注文はほとんどありません。このところ店頭でも値段の安い不織布タイプは、もう専門店では求められなくなってきました。ホームセンターや１００均の不織布ふとん袋は、ペラペラですぐ破れてしまいますが・・・

引き合いがあるのは、『不織布』タイプではなく、『丈夫』なタイプです。しかも超ニッチなメーカー、フトン袋の老舗『赤玉ふとん袋』を探されています。ほとんどの方は知らないと思いますが。

赤玉フトン袋の会社『赤玉産業』の大阪支店はこんなフトン袋の形をした会社だそうです。今度一度見に行ってみたいです。

昔はこの『ジーンズ』のような厚地の生地が『赤玉ふとん袋』の定番でした。引越でよく見ました。その厚地タイプより軽くて、丈夫さは変わらず、綿１００％で作られたこちらのふとん袋『赤玉フトン袋　ハーモニー』です。

新 品のふとんで実際は２枚くらい、使ってあるふとんで表示通りの３～４枚入ります。持ち手も付いていて持ち上げるのも便利です。綿１００％ですから、丈夫で破れること はそうありません。日光も当たらない押入れにずっとしまっておくなら不織布でもいいかもしれませんが、引越など持ち運びが多かったり、陽のあたる場所に置 くこともある方は劣化しにくいこちらがオススメです！

赤玉ふとん袋はこちらでお求めできます！

ご予約いただいて大変お待たせしていたマニフレックス・フラッグFXのセミダブルサイズが入荷してきて、岐阜市のG様に納品させていただきました。真空パックですので、セミダブルサイズでも一人でひょいと担いで、ラクラク納品でした。
納品するには、マニフレックスのありがたいところです。

セミダブルで一人寝はゆったり寝られます。

ボックスシーツを掛ける前に、ドイツ・ビラベック社のウール１００％のベッドパッドで爽やか快適に寝られます。

古マットレスも処分させていただきました。元家具屋さんに勤めていた方でしたが、ベッドフレームはさすが家具屋さん仕様でしっかりしていましたので、そのまま充分利用できましたが、このマットレスは２０年以上経過していまして、もうグニャグニャでバネの反発を失っていました。これでは腰痛にもなられたはずです。今回、買い替えを決断されましたので、これからはこれ以上はひどくならないと思います。
大変お待たせして申し訳ございませんでした。

マニフレックス・DDウィングがシングルサイズ・２台、待望の入荷です。おそらく日本への出荷量、代理店への配給量、売れ筋人気もあってなかなか当店までは入荷してきませんでした。
三ッ折タイプの中では、最高クラスですが、エリオセルマインドフォームが２cm上乗せされている二層構造が寝心地の良さを生んで、大変人気があります。

これでシングルサイズ・５５,０００円＋税なら、高反発ウレタン系の敷布団の中ではコストパフォーマンスがいいですね。

すずきやでは寝試しできます。すずきやネットショップでも買えますが、店頭と併売している為、売り切れになる場合があります。ご了承ください。

以前から息子さんの敷布団にマニフレックス・メッシュウィングをご紹介していた岐阜市・Y様から、この４月から息子さんが東京へ大学進学されるので、その新居先のお布団にメッシュウィングをご注文をいただきました。

ワンルームで部屋は狭く、ベッドマットレスはかさばるので、三ッ折タイプにされました。以前からご紹介していたのを覚えていてくださって、敷布団だけは長持ちするようなしっかりしたものがいいと言っていただきました。息子さんも一緒に来ていただいて、ちゃんと身体の支え感を体験していただきました。ちゃんと寝て確かめることが大事ですね。
ご自宅で今使っていただいている敷布団も、マニフレックスではありませんが、もうかれこれ１０年以上使用していただいていますので、いいものは長持ちすることを分かってみえます。

１０年のヘタリ保証が付いているので、大学４年間はもちろん大丈夫ですし、社会人になってもしばらくはいけます。
しかも真空ロールアップは、東京への配送もラクラクです。運賃も安く済みます。敷布団は毎日のことですから、しっかりした身体に合ったものをお使いになることが大事ですね。

現地調達が多い中、しっかり試されて選んでいただいたので何よりです。敷布団以外の電化製品などは全部現地調達だそうです。ありがたいお話でした。

今日は月曜日で平日というのに、たまたま学生さんで２組オーダーメイド枕を作りに来てくださいました。

お一人は今年大学を卒業し、瑞穂市から岐阜市に新居が決まったのを機に、今まで使っていた超古くなったベッドマットレスと枕の買替えを決断されました。実は先日、彼女と来店してくださって彼女にオーダーメイド枕を誕生日プレゼントされたばかりで、その時体験してくださったオーダーメイド枕とマニフレックスを両方決めてくださいました。

ジャストフィットしたのは『マニオリンピア』のセミダブルサイズ。マニオリンピアはこの度マニステージになって再導入したものです。アスリート体型の方でしたので、ハードタイプのマニスポーツをおすすめしたのですが、きつい反り腰で腰が浮いてしまう感じが辛いとのことでした。肩口部分のエアホールのやや柔らかい感じが横向き寝の広い肩幅をやや沈めてくれていい感触、腰もマニスポーツより浮く感じがせずジャストフィットとのことで即決でした。マニオリンピアは女性にいいかと思っていましたが、意外に男性でもいいというのが分かりました。枕は彼女と同じオーダーメイド枕でこれまたいい感触のようです。

もう一人は、高校を卒業する学生さんがお母さんと一緒に揖斐郡大野町からのご来店でした。お母さんが枕の買替えにとネットで調べてわざわざ遠くから来てくださいました。そうかもう高校生は春休みなんだなと。

体型測定させていただくと、きつい背出タイプでした。体格がいい上に猫背になっているため、１８歳にしてややストレートネック気味になっていました。まだ１８歳とはいえ、普段から背筋を伸ばすよう心掛けておかないと、いずれ腰痛に悩まされ、ひどくなると頭痛まで引き起こしかねません。

そんなきつい背出タイプですから、オーダーメイド枕は仰向け１０cm、横向きは１２cmにもなりました。こんな高さはオーダーメイド枕でしかできませんので、お母さんがよく調べてくださった甲斐があったと思います。
ベッドマットレスも東京西川製のものを買っておられるそうで、背出部分を沈めてなお体重を支えられそうなもののようですから、とりあえずマットレスは良さそうかな、という感じでした。

春の新生活が始まるこの季節に、若くて活きのいい学生さんたちでした。