以前にマニフレックスを購入されたお客様からのお問い合わせで、開封直後のウレタンの臭いについてブログに書きました。
今回はたまたまスーパーレイEXでしたので、側地をジップオフで外して、中芯の高反発ウレタンと側地に分けて臭い取り作業をしました。ご自宅でしばらく立てかけていただいたりすれば臭いは大抵は取れるのですが、確かに納品直後のこの頃は梅雨入り間近で雨の日が続き、部屋の中に立てかけておいても多湿でした。お預かりしてきたら晴れの日が続きだしてカラッとした日が多かったのも良かったのか、3~5日ほど扇風機で風を送り続けたら確かに放置しているよりは早く臭いが取れた気がしました。
そこでお客様宅へ持って行き、中芯も側地も、鼻をグッと付けて臭いを嗅いでいただきました。「開封直後と違ってまったく臭いが無いわ!これなら気にせずに寝れるわ!」と言っていただきました。たぶん大丈夫だろうとは思っていましたが、少しホッとしました。
確かに自然に臭いは取れていくものの、長時間の船便で輸送され、製造直後のウレタンの臭いが抜けきっていないのは仕方ないかもしれません。逆を言えば、製造直後に密封してしまうので、雑菌などが付かず長時間輸送しても実は衛生的なんですが、臭いは国産であってもウレタンの特性(欠点)ですね。
これからはお客様に了解を得て、納品で問題がなければ、当店で開封して空気を通してから納品させていただいてもいいかもしれません。