燃えにくいから安心できる。
ウールは燃えにくい窒素や水分を多く含んでいるので、
燃えにくく、火がついてもちょっと焦げるだけで、
すぐ消えます。
この優れた難燃性は、飛行機のシートやカーペットに多用されています。
ですから、万が一の時でも、アクリルや綿に比べて、
安心できる素材なのです。
先日こんな話がありました。
羽毛布団が燃えてしまったので、替えを欲しいと。
近くでストーブを付けたまま、うっかり寝てしまって、
羽毛布団を蹴っ飛ばしてしまったのか、ストーブの火に触って、
羽毛布団に燃え移ってしまったそうです。
素早く気付いて、水をかけて事なき終えたそうですが、
その時、ウール毛布をしていたそうです。
万が一燃え移ってもウールなら、まだ燃えにくかったでしょうし、
もしこれが、アクリル毛布をしていたら、
想像するだけでゾッとします、まるで火だるまに・・・
それだけウールはまだ安心できるという事です。