月別アーカイブ: 9月 2010

布団丸洗い工場見学Ⅲ

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実際に工場長にお話を伺っています。

私もそろそろホームページの方にも顔出しせにゃいかんなあ。

別に隠している訳では全くありませんで、

岐阜地域の情報誌『月刊ぷらざ9月号』にもオーダー枕の広告で顔出ししています。

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70℃くらいでまず一次熱風乾燥だそうです。

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続いて、布団をつるして、さらに大型乾燥機の中へ。

ここではシルクなどのデリケートな素材は、無理せず自然乾燥優先でいくそうです。

洗い手の技術もあり、洗い方のノウハウも豊富なので、

シルクなどのデリケートな素材もきちんと洗えるそうです。

この点もココの、当店提携社のウリですね。

これまた安心して丸洗いに出せます。

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布団丸洗い工場見学Ⅱ

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引き続き、さらに洗浄・脱水工程です。

手洗いの下処理、浄水の後、さらに遠心分離機で脱水工程をします。

ここで布団の中までしっかり洗える事が実際に証明されます。

布団をいきなり丸ごとドラム洗濯機に入れる、よくある方法とはここが違うとの事でした。

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実際に排水として出てきた『汚れた水』です。

ただ1枚の綿わた敷き布団から出てきた排水ですが、

こんな色をしてました。まだマシな方との事でした。

真っ黒な排水が出てくる事もあるらしいです。

ここで大事なのは、汚れの中に、ダニのフンが溶けて排水されるので、

さらに衛生的で、アトピーの方には布団の中にダニのフンがほとんど無くなるのが、

とても良いとおっしゃっていました。

ダニそのものはなかなか死滅しないそうですが、

ダニのフンがそもそもアレルギーには良くないので、

水溶性のダニのフンが、溶けて無くなるのに意味があるそうです。

ドライクリーニングではこれができないので、やっぱり水洗いがいいそうです。

ここまでの手間のかけようには、実際目で見て驚きました。

これなら安心。少々価格が安いところの丸洗いは、その辺りは大丈夫か?との感じもしてきます。

この後、さらに乾燥、仕上げと続いていきます。

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布団丸洗い工場見学

本日、三重県鈴鹿市にある布団の丸洗い工場を見学に行ってきました。

この度は、布団の丸洗い工場も岐阜近郊都市には数々ありますが、

完全手洗いで丁寧に水丸洗いする現場や、

他社ではなかなか洗えない真綿布団や温熱&電位の電気を使う敷き布団を

しっかり洗えるという実体を伺いに訪れました。

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いきなり驚くべき光景が目に入りました。

前処理工程の中で、しかもこの工程が完全手洗いの真髄、

写っていらっしゃる方が工場長で、繊維を知り尽くした超ベテランさんとの事です。

驚きの光景とは、下処理しているのは、思いっ切り水をかけていますが、

正絹(シルク100%)の座布団だったんです。

普通正絹の座布団なんて、多少汚れていても、洗えなくてそのまま使っていただくよう、

今まではお伝えしていたと思いますが、ガンガン洗ってみえました。

シミが付いてしまいそうで、見ているこちらがドキドキするくらいでした。

だって正絹座布団なんて、10枚で10万円以上する高額品なんです。

それが水シミでもついたらと思うと、心配になりましたが、

全然お構いなし、きれいになってシミも落としますよ、と工場長。

丸洗いのプロ中のプロだそうです。相当の自信でした。

その裏づけには、昔は布団の製造にも関わっていらっしゃって、

繊維の性質、状態、特徴を熟知していて、

そして丸洗いの技術が卓越しているからだそうです。

それがまず驚きの始めでした。

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