南三陸町の震災跡地をバスで回らせてもらいました。震災後2年半経ちましたが、初めて東北を訪れました。テレビでは見ていましたが、車窓からでしたが実際の光景を見ると思わず息を飲んで、静かになってしまいました。語りべの方も辛さをこらえて一生懸命説明してくださり、この震災を改めて心に刻みました。何事も『現場』が大切、現場でないと何も感じられないということが分かりました。
港の堤防は津波が襲ったそのままの姿でした。はしごは津波で壊されたままになっていました。
戸倉中学校のある高台から写真を撮りました。この高さなら前からは津波は来なかったそうですが、津波が渦を巻いて、後ろから波が襲ってきたそうです。その事実はあまり報道では知り得ないことでしたから、とても驚きました。
ここだけは実際にバスから降りることができました。仮設住宅もこの後方にはまだあって、そこには普通の生活がありますから、大変申し訳ない気持ちでした。
復興は着実に進んでいる時期に南三陸町を訪れましたが、でも町全体を見るとまだまだ復興が進んでいると言うのには程遠いです。少しでも早い復興とさんさん商店街の皆さんのご繁盛をお祈りしています。
最後の最後にもグルメ情報です。仙台空港で食べた『牛タンラーメン』。これがこの旅、最大の絶品でした。テールスープのちょっとこってりとしたダシに極太麺がよく絡んで最高でした。牛タンは薄めでしたが、いいアクセントになっていました。またラーメンに絡める仙台味噌と牛タン味噌がこれまた最高で、このラーメンはもう一度食べたい逸品でしたね。