まだ寒さの残る４月ですが、夏に使用する本麻お寺様座布団のお問い合わせをネットショップ『ぎふ楽市楽座』を見て、三重県四日市市の方からいただきました。
側生地に使用している『近江ちぢみ』を製造している業者さんが、昨年とうとう廃業されて、座布団の側生地はもう今年は入荷してきません。すずきやも昨年買えるだけは買っておきましたが、今年で終わってしまうと思います。一部では本麻掛布団の側生地は製造されているようですが、どっちにしても『近江のちぢみ』は絶滅寸前です。
『近江ちぢみ』は、ちぢみ（しぼ）が格別に違います。シャリ感があって、しなやかです。夏には涼しげで、気持ちいいです。これにお座りになられるお寺様やお参りされる方はさぞ気持ちいいいことでしょう。
それをすずきやのネットショップ『ぎふ楽市楽座』で知っていただいて、まだこんな時期なのにお問い合わせをいただいたのだと思います。せっかく買うなら良い品物を探していらっしゃったようで、そんな方にはまさにうってつけでしたので、自信を持ってオススメし、即購入していただき、配送させていただきました。
写真の『華地紋』という柄は、本麻１００％で、独特のベージュ地も粋で、あと在庫は２枚となっております。
お値段は￥１８,３６０（税込）です。
他にこちらの『大輪』という柄は、片麻（麻１５％・綿５０％・レーヨン３５％）ですが、こちらも菊の紋に豪華さがあり、シャリ感も本麻に劣らないくらい充分にあります。『大輪』は非常に染めがいいので、『華地紋』より値段が高いのですが、片麻ですので、お値段はお求めやすくなっております。￥１７,２８０（税込）で、在庫はあとブルー地が２枚、ベージュ地が２枚ずつです。
